【スカイリムVR】の発売日から対応機器、The Elder Scrolls V: Skyrimのゲーム性について


先月6月、アメリカ・ロスアンゼルスで催された世界最大級のゲームショー『E3 2017』。

そのプレスカンファレンスにて、『The Elder Scrolls V : Skyrim VR(ジ・エルダースクロールズV : スカイリムVR)』の発売が発表されました。

対応機器はPSVRのみ、発売日は2017年11月を予定しているとのこと。

ベセスダソフトワークスより2011年にPC・PS3・Xbox360のマルチプラットフォームで発売された、『The Elder Scrolls V : Skyrim(ジ・エルダースクロールズV : スカイリム)』のVR版ということで、この情報には驚いた方も多かったのではないでしょうか。

【スカイリムVR公式トレーラー】

1994年に第1作が発売されたファンタジーRPGシリーズ『The Eider Scrolls(ジ・エルダースクロールズ)』。

その第5作目となる『The Elder Scrolls V』は、歴史ある『エルダースクロールシリーズ』の一つの到達点でありシリーズ最高傑作と評価され、全世界でトータル2000万本以上を売り上げたファンタジーRPGの大名作

筆者も当時、日々の仕事に悪影響を与えながら200時間以上プレイしたものです。

そんな『スカイリム』がVRになる!
あの、剣と魔法とドラゴン(と山賊と熊)の世界を、VRでリアルに冒険できるなんて!

この発表には、正直心が躍りました。
筆者と同じように胸をトキメかせた方も多いと思います。

とは言え、このサイトを見てるVRファンの中には、『エルダースクロールシリーズ』も『スカイリム』もご存じない方がいらっしゃることでしょう。

そんな方達向けに「スカイリムのゲーム内容をご紹介しましょう!」と、言いたいところなのですが……。

先も述べたように、『スカイリム』は全世界で2000万本以上を売り上げたほどの大ヒット作。

ネット上には『スカイリム』を取り上げた紹介記事や攻略記事なんて山ほどあります。

いまさら僕がゲーム内容を紹介するまでもなく、検索欄に『スカイリム』と打ち込むだけで十分です。

ですので、ここは、VR情報サイトらしく、なぜこのゲームのVR化がこんなに大興奮なのか?

という観点から、このゲームの面白さをゲーム内容の説明も含めながら伝えていきたいと思います。

スカイリムってどんなゲーム?

『スカイリム』というゲームをひとことで言うと、「自分が本当にゲーム内の世界で生き、暮らし、冒険しているのではないかと勘違いしてしまう」そんなゲームです。

自分が胡蝶の夢を見ていたのか、胡蝶の見ている夢が今の自分なのか。そんな中国の説話のようにとでも言いましょうか。

今の流行でいうならば異世界に転生したようなものです。

筆者は常々思っていました。「ああ、自分はもう、この世界でずっと生きていくべきなんじゃないか……」と。

だからこそ、仮想空間でリアルな体験ができるVR技術が『スカイリム』と融合した時、『スカイリム』の世界をより一層の現実感をもって体験出来るのではないか、異世界で生きるような体験をより、リアルに味わえるのではないかと、今からワクワクが止まらないのは必定。

「いよいよ現実世界を捨てる日がやって来たか!?」と興奮しております。

では、何故『スカイリム』は、そんなにもプレイヤーをゲーム世界に没頭させ、ひいては、VR版の発表に興奮するファンを生んだのでしょうか?

どのようなプレイスタイルも許容する圧倒的自由なゲームシステム

現実世界で生きる我々が、日々の生活の中で自由に考え、自由に行動が出来るように、『スカイリム』のゲーム内でもプレイヤーは同じように自由に考え、行動することができます。

これが何よりも大きな魅力であり、疑似体験を可能にするVR版に期待してしまう最大の理由なのではないかと、筆者は思うのです。

世界が自由

街とフィールドがシームレスにつながるオープンワールドで描かれる広大なマップには、大きな都市が5つ、その他にも無数の街や村、山賊の砦などが点在し、150箇所を超えるダンジョンが設けられています。

徒歩や馬でフラフラ彷徨っていると、そこかしこに遺跡を発見したり、沈没船を発見したりしますが、当然、中に入るのも自由ですし無視するのも自由です。

遺跡や沈没船内を探索することで、思いもよらない宝物を見つけるかもしれませんが、危険がつきものなのは言うまでもありません。

また、遥か彼方に見える山に登ってみたいと思ったならば、是非その山を目指して下さい。

マップの端を除いて、このゲームに行けない場所はありません

困難に見舞われながらも目指した山を登り終えた後、山頂で眺めるオーロラに目と心を奪われる、そんな体験が待っていることでしょう。

ここで重要なのは、よくあるRPGのようにストーリーを進めないと入れないダンジョンや、そもそもマップに出てこないダンジョンなどは、『スカイリム』の世界にはほとんど無いということです。

全てが最初からあり、どこにでも行ける自由が保障された世界だからこそ、世界の存在が現実感をもって感じられるのです。

VR化された暁には、立体的に表現される美しいスカイリムの世界を、ただただ見てまわりたいものです。

それだけで十分に満足できる自信があります。

キャラクタービルドが自由

多くのRPGにありがちな、クラスやジョブといった概念が『スカイリム』にはありません。

プレイヤーの行動がそのままキャラクターの成長につながります

剣と盾を手に持ち、重い鎧を装備して敵と戦い続けていれば、片手剣と盾と重装鎧のレベルが上がりますし、ひたすら街の人の財布を盗み続けていれば、スリのレベルが上がっていきます

取った行動がそのまま成長につながるシステムなのです。

また、レベルが上がった際に得られるスキルポイントを使うことで新たな技を覚えたり、新たな能力を得たりします。

各々のプレイヤーが好むプレイスタイルに合わせて、両手剣で敵をなぎ倒す屈強な戦士にも、空を飛ぶドラゴンを簡単に魔法で落としてしまえるほどの大魔法使いにも、闇に潜んで気付かれないうちに忍び寄る暗殺者にも、思いつく限りどのようにでも育成可能です。

スキルには片手剣や弓・魔法などの戦闘に関わるものから、スリや開錠といった盗賊のようなスキル、鍛冶や錬金といった生産系のものまで合わせて18種類。

スキルポイントを使って獲得できる能力は、なんと280種類も用意されています。

筆者のプレイスタイルは良く言うと慎重派、つまりセコくてビビリなタイプ。

遠くからバレないように弓で撃ったり、こっそり後ろから近づいて短剣で仕留めたりと、某ゲームのスネークのようなプレイスタイルで楽しんでおりました結果、弓や短剣、隠密などのレベルばかり上がってしまい、すっかり暗殺者タイプのキャラを育成しておりました。

やりたいことを、やりたいようにやっただけ成長していくからこそ、キャラクターがまるで自分自身のように思えてくるのです。

VR版で、まるで我が身がそこにあるかのように戦いを続けた後には、より強い一体感をキャラクターに感じるのは間違い無いだろうなと期待してしまいます。

物語が自由

『スカイリム』における主人公の立場とメインストーリーのあらましを要約すると、主人公は竜の力を持ったドラゴンボーンとよばれる特別な存在で、復活した伝説のドラゴン『アルドゥイン』の脅威から世界を守るために戦いの旅に出るという、王道ファンタジーなストーリー。

ゲーム開始直後のオープニングムービーからメインストーリーが始まるのですが、世界を巡っているうちにプレイヤーは、メインストーリーとは全然別のところで動く世界の現実に関わっていくこととなります。

帝国と反乱勢力の間で、激しく繰り広げられる戦争。
世界情勢と密接に絡み合う様々なギルド。
人間の世界にチョッカイを出してくる魔界のプリンスたち。
町に暮らす市井の人々の、ささやかな願い事。
そして、ゲーム世界に存在する300種類以上の書籍の数々。
無駄とも思えるほどに散りばめられた数多のエッセンスが絡み合う、多面的で複雑な世界を実感することでしょう。

伝説のドラゴン『アルドゥイン』の復活から世界を守るというメインストーリーはあるけれども、そんなこととは関係なく世界はもともと存在し、人々が生きて暮らしている……。

まるでもう一つの世界を丸ごと創造するかのような、世界観への徹底したこだわりを感じられるはずです。

プレイする際には、メインストーリーもサブストーリーも、多くの単発クエストの数々も、自分の好きなように進めていきましょう。
順番にこなしても良いし、並行にこなしても良いし、放っておいても構いません。
しかし、それらのエピソードはどれも、ときに重く、ときに考えさせられる、重厚で印象的なものばかりです。

圧倒的な情報量で綿密に構築された世界の中で、好きなように生き、好きなように達成し、自分ならではの物語を紡いでいけるからこそ、世界の一員になったかのように錯覚してしまうのだと筆者は思います。

VRが視覚に現実感を与えた時、世界に暮らす一人の人間になったかのような錯覚がどこまで進化するのか、楽しみでなりません。

まとめ

簡単にと言いながらつい長々と語ってしまいましたが、結論として、好きなように生き、思うがままに暮らし、世界に浸るゲームだということがお分かりいただけましたでしょうか。

徹底的に自由で、緻密に作り込まれた世界を持つ『スカイリム』ならではの面白さを紹介すると同時に、オープンワールドの世界や成長システム、メインストーリーのあらましなど、ゲームの根幹もあらかた説明できたように思います。

『The Elder Scrolls V: スカイリム』の発売は6年前の2011年ですが、HD画質にグラフィックを一新し、追加コンテンツ等を全て含めた『スペシャルエディション』が、昨年2016年に発売されています。

そして、「The Elder Scrolls V: Skyrim」は任天堂スイッチにも対応して発売される予定です!

つまり、今プレイしても、全く古臭さを感じさせないゲームだってこと!

【スイッチ版トレーラー】

VR版が発売されるこの機会だからこそ、『スカイリム』未体験の方は一度プレイされてみてはいかがでしょうか。

RPG好き、ファンタジー好きの方には自信を持ってお勧め致します。

自分を例に挙げますが、本当に寝食を忘れて没頭してしまいますので、ご注意ください。

なお、エルダースクロールシリーズでは現在『The Elder Scrolls Online(エルダースクロールオンライン)』絶賛サービスインしています。

エルダースクロールシリーズの世界をそのまま舞台にしたMMORPGです。

ええ、お察しのとおり、気をつけないと帰って来られなくなるやつですね。
もちろん筆者も、なんとか現実に帰って来つつプレイしていますよ。

【Elder Scrolls Onlineトレーラー】

ついつい興奮しがちに書いてきましたが、筆者の興奮はそのまま全世界の『エルダースクロールシリーズファン』『スカイリムファン』の気持ちそのもの。

エルダースクロールシリーズの世界で暮らしたいという思いは、MMOである『エルダースクロールオンライン』である程度は叶えられましたが、VRによって遂に、スカイリムの大地や空を仮想現実世界で体感することができるのです。

これが興奮しないでいられますでしょうか!

とはいえ……、実際のところ、HMDでの主観視点で、どこまで戦闘や探索がストレスフリーに体験できるのか、不安に思う点がないわけではありません。

長時間プレイになりがちなRPGというジャンルですから、VR酔いの対策なども気になるところ。

期待も不安もありますが、どちらにしても後続の情報が明らかにしてくれることでしょう。
次の大きな発表はTGS(トーキョーゲームショー)でしょうか。

何にせよ、夢のビッグタイトルであるのは間違いありません。

VRファンとしてもスカイリムファンとしても、今後の情報に注目して待ちたいと思います!

The Elder Scrolls V : Skyrim(エルダースクロールV : スカイリム)
ジャンル: アクションRPG・オープンワールド
対応機種 : Xbox 360、PlayStation 3、Microsoft Windows
開発元 : Bethesda Game Studios
発売元 : ベセスダ・ソフトワークス
発売日 : 世界 2011年11月11日、国内 2011年12月8日

Special Edition(スペシャルエディション)
対応機種 : Xbox One、PlayStation 4、Microsoft Windows、(Nintendo Switch 予定)
発売日 : 世界 2016年10月28日、国内 2016年11月10日、(Nintendo Switch 未定)

The Elder Scrolls V : Skyrim VR(エルダースクロールV : スカイリムVR)
対応機種:PlayStation 4、PSVR
発売日:2017年11月予定